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コイルセンターという業態が創設・拡充されてから半世紀以上が過ぎ、年々深刻さを増す人手不足や重篤災害の発生が、日々の生産活動に大きく影響を与えております。一方、過去の大量消費の時代に支えられた安価・短納期・高品質というサービスが当たり前とされる中で、我々コイルセンターは更なる安定供給・レベルアップを期待されております。
めまぐるしく変化する現代の環境においても企業を存続していく為に、弊社は「自動化」・「高品質の維持」・「自然災害対策」に力をいれることで他社との差別化を図って参ります。
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自動化(IT、IoT技術の導入)の推進
ライン・運搬設備においては、作業担当者の安全性向上はもちろんのこと、各作業工程の時短化が達成され、人員のスキルに左右されない納期対応の維持・向上に結びついております。また、生産管理業務においても、人員のスキルに左右されない業務品質の維持・向上に結びついております。弊社への母材入庫状況を把握できるシステムの開示により、トラックの待ち時間削減を実現。お客様からのご発注・加工依頼に対し、企業間EDI連結やホストシステムへの自動書込みアプリケーションを独自に開発することで、異材入荷・出荷の対策を強化しております。
高品質の維持
スリッターラインにおいてはベルトブライドルを導入し、鋼帯表裏面に疵がつかない美しい巻きを実現致しました。塗油品種・無塗油品種それぞれに対応しており、自動車部品向け加工をはじめ、10年以上の実績を有しております。また、バリ管理においては、作業担当者の刃組み技術やスリットナイフの検査を若手へ積極的に継承させ、ロールフォーミング加工されるような管理基準の高いお客様とも長年の取引実績を継続させて頂いております。
レベラーラインにおいては、マグネスケールによる製品長・対角のデジタル測定を行い、指定公差内での加工管理を実現。また、6ハイのヘビー・ライトレベラーを同時駆動させることにより、平坦度の高いシート製品を生産しており、工作機械向け部品や配電盤側板、倉庫用パネルなど、幅広いお客様から信頼を頂いております。
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自然災害対策
大規模地震発生時、津波や地盤液状化の影響を受けない愛知県東部丘陵地・東郷町へ本社・工場を構えました。工場は、二重屋根・壁面断熱材を装着のうえ、高気密である構内に16台の除湿機を完備、結露対策を施しております。また、工場床面全体を外部より300o高くしておりますので、塵・ごみ・豪雨時の雨水の進入を防止します。
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